新しい年が明けてあっという間の1ヶ月。寒い日もありますが、地面が凍結でドロドロになることなく、運動場で毎日楽しく走り回っています。また、3月のマラソン大会に向けて、百間川の土手へ走りに行っています。走り終わった後には、気持ちの良い汗をかいています。
年始のおもちつきの中止は残念でしたが、15日には、とんど焼きを行うことができました。お飾りを持ってきていただきありがとうございました。例年外で食べていた焼きみかんは、手を石鹸で洗って教室でいただきました。新型コロナウイルスの感染対策を取りながら今後もできることを行っていきたいと思いますので、ご理解の程、よろしくお願いします。
さて、すみれ組以上は、きららという冊子を月末に持って帰っています。その中には、毎年夏休み課題とさせていただいている、SAEきらら作品コンクールの受賞作品が掲載されています。昨年12月にお便りを出させていただきましたが、今年度は2名の銀賞受賞や、佳作受賞がありました。受賞者だけでなく、素晴らしい絵日記・作文作品、特につぶやき作品も考え抜かれたものが多く、ご家庭での皆様の取り組みをとてもうれしく思います。このコンクールは残念ながら今回で終了になります。東京子ども教育センター教室の絵日記のコンクールは、私が生まれた年から始まっていたので、本当に残念に思っています。
しかし、東京子ども教育センター教室の水野先生からご教授いただいた、自分の言葉で表現する力を付けていくため、これからもさくら学園での絵日記活動を継続していきたいと思っています。
絵日記を毎日書いている子どもたちは、絵や字の練習になるだけではなく、1日を振り返ることで、時系列や時間に対する感覚や記憶力が身についていきます。また、起こったことに対して、どんなことを思ったり感じたのかを言語化したり絵で表現することが出来るようになっていきます。絵日記を書きながら、自分の気持や人の気持に気付くことは、精神的な発達に影響を与えることを感じています。
忙しい毎日だとは思いますが、お子様の絵日記活動に一層感心を持って頂き、これからも絵日記を親子で楽しんでいただきたいと思います。
園長 尾曽越 桃子