さくら学園ではお子様の年齢が1歳6カ月になってからお預かりしております。
育休が1年間なので、1歳になってすぐから預かって欲しいとのお声も頂いておりますが、なぜ、1歳6カ月なのかをお伝えしたいと思います。
人間の発達の段階の分け方は様々ありますが、「胎児期」→「乳児期」→「児童期前期」→「児童期後期」→「青年期」→「若青年期」→「中年期」→「老年期」→「死」というものが代表的だと思います。
「胎児期」はご存じの通り受胎から誕生までになります。
「乳児期」は誕生から約18カ月まで。
「児童期前期」は約18カ月から約6歳まで。
さくら学園ではこの「児童期前期」の時期のお預かりをさせていただいています。
「乳児期」では信頼関係が育つ時期で、「幼児期」前期(約1歳6カ月~約3歳)は自律性が発達し、後期(約3歳~約5歳)は自発性が発達する時期です。
発達の分け方によっては1歳までを「乳児期」と定義するところもありますが、フロイトの心理性的発達段階やエリクソンの心理社会的発達段階でも18カ月とすることもあり、世界的にも人間の発達の変わり目として18カ月とされています。
言葉が確立していく時期になり、集団で過ごす意味が増してくる時期になります。そのため、さくら学園でのお預かりは1歳6カ月となっています。日本の産休制度もぜひ18カ月にしていただきたいものです。
これからも様々な発信をしていきたいと思いますので、気になることがありましたらお尋ねください。