雨の多い4月でしたが、親子遠足の日は雨もあがり無事、開催することができました。保護者の皆様のご参加、ありがとうございました。子どもたちはとても楽しかったようで、いい笑顔を見せていました。また、さくら会の執行部を始め、駐車場を見ていただきありがとうございました。
さて、新年度がスタートし、新しい教室や活動に少しずつ慣れていっています。4月は気を張っていて、毎日頑張っていますが5月になると気温が更に上がり、疲れが出たり気持ちが上がらなかったりします。この時期に心と体を安定させる方法の一つに、生活のルーティンを決めてみましょう。多くの方が取り組んでいらっしゃることだと思いますが、特に休みの多いゴールデンウイークもできるだけ同じ時間に起き、同じ時間に食事をし、同じ時間に寝る。つまり、生活のリズムを一定にすると心身ともに安定します。
一流のスポーツ選手や経営者は、同じ時間に起き、同じ時間に食事を取り、同じ時間に寝ます。同じ時間に同じことを繰り返す事で、統一・一貫性の本能を高めます。繰り返す事により、正しい判断をする基盤となります。正しい判断力のみならず、微妙な違いが分かる才能も磨かれます。
さくら学園でも、今月のお便りのクラスのスケジュールに沿って生活のリズムをできるだけ同じにしながら、内容を少しずつレベルアップさせていきます。そうすることで、子どもたちの気持ちも安定しますし、集中力も増します。
子どもたちはぐんぐん成長していますので、新年度を機に、毎日する事を少しレベルUPしてみたり、寝起きの時間を少し変えてみるなど、子どもたちの成長に合わせて見直してみてはいかがでしょうか。例えば、30分早く寝るだけで朝の機嫌が良くなることもあります。また、30分早く起きることで、朝の時間が落ち着き、スムーズな登園に繋がることもあります。こうした工夫が心身の安定を生み出し、集中力や判断力も培います。連休やお休みの日も、生活リズムをうまく保ちながら充実した生活ができるよう、挑戦してみてください。
園長 尾曽越 桃子