さくら学園のロープの北側のさくらんぼの木には青い実が実り、自然落果した実を一生懸命集めています。気温がぐんぐん上がり、走ると汗が吹き出し、シャツ一枚になって過ごしています。運動すると長袖を脱いで下着になっている人がいますので、登園時に寒い日は半袖のTシャツの上に羽織物などを着てくるようお願いします。
さて、さくら学園では絵日記活動に取り組んでいます。語彙が増え、文字や絵などへの興味が湧くことはもちろん、一日を振り返ることで、時系列や時間に対する感覚や記憶力が身につきます。年齢が上がってくると、起こったことに対してどんなふうに思ったり感じたのかを言葉にしたり、絵で表現する力がついていきます。また、自分の気持ちだけでなく周りの人の考えや気持ちに気付くこともできるようになり、精神的な発達に大きな影響を与えることを感じています。
そして、創立より東京こども教育センター教室の絵日記コンクールに応募してきました。残念ながら一昨年度をもって会社を畳まれましたが、その想いを引き継ぎ、昨年度からは日本ベビーコーチング協会が新たに絵日記コンクールを主催することになりました。そして、さくら組以上で使っていた教材の、コンクール受賞作品が本になった「きらら」が、今年度からは「にこり」に変わります。
今年度から「日本ベビーコーチング協会」から絵日記コンクールやプリント教材部門が「日本育脳協会」として名前が変わりました。そのため、コンクール応募時には日本ベビーコーチング協会の名前でしたが、「にこり」は日本脳育協会の名前で発行されています。
すみれ組以上が取り組む、プリント教材も日本脳育協会のものに変わりました。2020年に文科省が示した学習指導要領のテーマは「生きる力 学びのその先へ」です。そのテーマに沿ったプリント教材になっています。
こくごプリントは、字形、作文書きの基礎基本、言葉遊びに加えSDGs関連の読み、思考力を重視したものになりました。
さんすうプリントは、今までの系統だった流れに加え、空間認識能力を高めるプリント、幼児用プログラミング的思考を育てるものになりました。
時代に合わせた新しい教材を使いながら、子どもたちの生きる力 学ぶ力を育て、そしてその先の未来に繋がるように努めたいと思います。
園長 尾曽越 桃子