園のあちらこちらにカマキリが現れる季節になりました。朝夕は涼しくなりましたが日中は気温が上がり子どもたちは汗をかいています。Tシャツにカーディガンやパーカーなどを羽織って、体温調節ができるような服装をお願いします。
今月はさくら学園の北側にある畑でサツマイモ掘りをしたり、柿を採ったりしました。今年は酷暑で東側の畝が枯れてしまいましたが、一人一つ持って帰ることができてよかったです。芋ほりをすることで、大地が野菜を育みその野菜を食べて生きているということ知り、食べ物を食べるときに心から感謝することができる人になって欲しいと思います。
さて、今年度の運動会は、上のクラスも下のクラスも、本番が一番素晴らしい運動会になりました。やはり、ご家族が見ているということが子どもたちの原動力になることを感じました。保護者の皆様には、運動会の応援、設営や片付け、道具の出し入れなど、様々にお手伝いいただきまして本当にありがとうございました。
また、自由参観のご参加ありがとうございました。子どもたちの普段の様子を見ることで、お子様の成長を感じ活動内容を知る機会になったことと思います。
自由参観でご覧になった通り、園では森信三先生が提唱された「立腰」という、腰の骨を立てる教育を取り入れています。野球の大谷翔平選手も立腰教育で育ったそうです。大谷選手の母校である花巻東高等学校副校長の大森松司先生の言葉が素晴らしいので引用します。
“立腰教育では、腰が身体の中心であり、一所懸命取り組むことを「本腰を入れる」ともいう。そして姿勢のたいせつさについて、「姿勢が美しくなると、心もそれに倣う(素直に美しくなる)」のである。
立腰教育を精神面でとらえるとするならば、人のためになり、この世に生きた証となる「大志をもたせ 追わせ かなえさせる」という教育ということになる。
立腰なくして立志なし(希望や目標のある人は 姿勢が良いのである)考え方がしっかりしている人は、姿・形・フォームが美しいこと等を説く。目標(山)は高いほど、厳しいほど達成感(生きがい)は強烈であるのである。”
最後に、岡山市からのオレンジリボンキャンペーンのお知らせをさせていただきます。今年度の児童虐待防止推進月間標語は「もしかして?」ためらわないで!189(いちはやく)だそうです。このお便りにシールも付けさせていただいていますので、キャンペーンでこの運動を知っていただく機会となればと思います。
園長 尾曽越 桃子
~子ども虐待防止のオレンジリボンキャンペーン~
オレンジリボンには、子どもの虐待の現状を知っていただき、子ども虐待をなくしていこう、子どもを救うために一人ひとりにできることを考え行動しよう、そして虐待を受けた子どもたちが幸福になれるようにとの願いが込められています。 厚生労働省では、11月を「児童虐待防止月間」と定めており、民間・地方自治体・国が連携したオレンジリボンキャンペーンが全国的に広がっています。 ○問い合わせ 岡山市オレンジリボンキャンペーン実行員会TEL 803-1223 |