暑い夏がようやく終わりを迎え、朝夕涼しくなってきました。昼はまだまだ暑い日が続いていますが、外に出て体を動かすことができるようになり、お散歩へ行ったり、運動場では鬼ごっこや虫取り、お砂場遊びなどを楽しんでいます。ここ数年7・8月はほとんど外で体を動かすことができず、運動能力の低下を招かないようホールへ行って体を動かしたりしました。
昨年受けた研修では、最近の傾向として「三間(空間・仲間・時間)」の喪失と「ス漬(スクリーン・スクール・スポーツ)の生活」になってしまったとありました。こちらを改善できるように、ご家庭と園で取り組めたらと思います。
かつての子ども遊びは①何人かの友達と②屋外で③体を動かしながら④これといったおもちゃを使わず⑤一人一人が創意工夫をこらしつつ⑥子どもだけの世界で遊んでいました。
その結果として、●体力がつく●直接経験をつむ●社会性が養われる●創造性が身に付く●やる気が育つ●精神的に安定するといったものが育まれてきました。
さくら学園では、お散歩や鬼ごっこ、虫取りやお砂場遊びなどを通して上記の①~⑤に近い状態で過ごしています。
現在は、①一人きりで②屋内で③体を動かすことなしに④メカに囲まれて⑤メカの指示に従う受け身の形で⑥大人との関連の中で時を過ごす人が増えているそうです。
その結果として、●体力・運動能力の低下●直接経験の不足に伴う自分自身の体との関わりの減少●自尊感情の未発達●コミュニケーション能力・自制心への深刻な懸念がでてきているそうです。
さくら学園の子どもたちからは、友達と虫取りに行った、公園に遊びに行った、お友達と遊びに行ったなどと行った話を聞きます。今が一番屋外で過ごしやすい時期ですので、ご家庭でも是非、屋外で体を動かしながら過ごしてください。体力がつき、やる気が育ち、精神的に安定するよう共に働きかけていきましょう。
園長 尾曽越 桃子
