毎日蒸し暑い日が続いていますが、梅雨の晴れ間に子どもたちはプールや外遊びを楽しんでいます。梅雨が明けると暑さ指数が31以上の「危険」に入ることも多くなり、外で過ごしにくくなるので蒸し暑さはあるものの気温の低さをありがたく思っています。ただ、そういった気候の中、体調を崩す人も多くなっていますので、一層気を付けて過ごしたいと思います。
6日には無事七夕発表会を終えることができました。体調との戦いで、全員揃っての練習が各クラスなかなかできていませんでしたが、当日は子どもたちの力が存分に発揮されたように思います。お忙しい中、お越しくださりありがとうございました。
さて、毎年夏休みには「はげみ表」を課題としてお配りしています。「毎日挨拶をします」「自分の出したものは自分で片付けます」「TVやYouTubeは1日〇分までにします」「靴を揃えます」「〇時に起きて〇時に寝ます」など、それぞれのお子様に合わせた目標があると思います。
気を付けていただきたいのは、はげみ表を達成できるように声掛けのフォローをすることと、できない日の受け止め方(言葉がけ)です。
子どもたちは時間の感覚が大人とは違うので、いつ目標を実行するのかわからなかったり、〇分と言われても、その時間に切り上げることが難しいです。例えば、靴を揃える目標の場合、外出先から帰ってきたときに限定してみる。最初は一緒に揃えてみる。「できたね!」という言葉と共にはげみ表に色を塗る。そうすると達成感を味わうことができます。数回で声掛けのみでできるようになり、いつの間にか声掛けなしに、できるようになります。しかし、できるようになったからといってすべてを子ども任せにせず、目標に関する、前向きな言葉がけをしながら目標が達成できるようにしてみましょう。
できなかった日には否定的な言葉をかけたくなる時もありますが、グッと我慢しましょう。明日は、どうやったらできるかな?と一緒に考え、できなかった日の声掛けを前向きにすることで、次の日へのモチベーションになります。子どもたちの気持ちがはげみ表に向かうように、うまく導いてあげてください。自分はできる!という気持ちになることが大切です。よい習慣になり、よい行動や思考に繋がっていきますので、最後の日まであきらめず頑張ってみましょう。
それでは、事故や病気やケガに気をつけて、充実した毎日をお過ごしください。
園長 尾曽越 桃子