今年も35度を超える暑い日が続きました。9月に入ってもまだまだ暑い日が続きそうですので、暑さ指数計で計測しながら、子どもたちの体調に十分気を付けて過ごしていきたいと思います。
さて、皆様、夏休み期間はいかがお過ごしでしたでしょうか。 今年も絵日記活動に毎日一生懸命取り組んでくれたお子様が多く、夏休み期間の絵日記を読むのを楽しみにしています。
絵日記は、言葉で相手に伝える力を育むだけでなく、過去を振り返って自分や家族、友達、出来事を客観的に見る目を養うことができます。
絵日記を書こうと一日を振り返る時、「どんなことを思ったかな、感じたかな」と思い出せない時もありますよね。しかし、そうした経験から「次の日は、何をして、どんなふうに感じたか記憶に留めよう」という意識が自然と芽生えてきます。 そうするうちに、時間・日付・曜日・年といった「時間の感覚」が身につき、毎日書いている子の中には、時系列で1日のスケジュールを鮮明に記憶できるようになる子も出てきます。それに伴い、記憶力が高まり、自分の感情や感覚をどのように言葉で伝えようかと考える力も育っていきます。
また、毎日絵を描いていると、人間や物の描き方、色の塗り方に少しずつ変化が見られ、その成長の跡に驚かされます。
低年齢のクラスでは、お子様がお話しした内容をご家族の方が絵の横に書き留めてあげてください。一人で書けるようになっているお子様でも、絵日記を書くときにご家族と一緒にお話をすることで、筋道を立てて思考する力がさらに強化され、語彙や表現の豊かさにつながっていきます。
最後にお家で絵日記を書くときに大人が心がける10ポイントを近藤卓先生(臨床心理士)が挙げてくださっていますので、お伝えします。
- 熱心な聞き手になる
- 子どもの話を中断しない
- 子どもの話を先取りして解釈しない
- 沈黙を大切にする(子どもが話し出すまでがまんする)
- 「おうむ返し」「あいづち」「要約」を使う
- 追求しない(話がとんだり、核心に近づかなくてもガマン!)
- 「説得」「指示」には注意を払う(あくまでも子ども自身に気付かせる)
- 道徳観・倫理観・常識などを不用意に示さない
- 話しの内容の信憑性を追求しない
- 「わかった?」という言葉を簡単に使わない
是非、素敵なインタビュアになって、絵日記に取り組んでみましょう。
園長 尾曽越 桃子
