5月も後半に入り、30度を超える日には早くも夏の気配を感じるようになりました。そんな暑さの中でも、園庭では子どもたちの元気な笑い声と、駆け回るたくましい姿が見られます。
さて、9日に開催いたしました「さくら会総会」では、ご多用の中お集まりいただき誠にありがとうございました。当日は皆様と様々なお話ができましたこと、心より感謝申し上げます。おまとめいただいた貴重なご意見を真摯に受け止め、これからもよりよい保育の実現に向け、職員一同努めてまいります。
また、5月後半には個人懇談を実施させていただきました。保護者の皆様からご家庭での様子を伺うことで、園生活だけでは気付けなかったお子様の新しい一面を知ることができ、理解を深める大変貴重な機会となりました。こうした連携こそが、お子様の健やかな成長の礎になると改めて実感しております。今後とも、密な情報共有をさせていただけますと幸いです。
さて、さくら学園では10歳までの基礎教育を大切にしています。多くの教育現場で提唱されているこの考え方を、今回は親しみやすい「はみがきよし」という合言葉をご紹介します。ぜひご家庭でも意識してみてください。
- 「は」= 話す 親子での対話を大切にしましょう。特にお子様の方から話しかけてきたときには、会話が広がるよう、相槌や質問を添えてみてください。
- 「み」= 見る 「本物」に触れる機会を増やしましょう。当園でも生き物や自然、美術、音楽など、五感で感じる体験を重視しています。ご家庭でも、本物に触れる時間を設けてみてください。
- 「が」= 書く 当園では絵日記に取り組んでいます。一日を振り返って考え、自分の言葉で表現することで、思考力・記憶力・語彙力など、多くの力が育まれます。
- 「き」= 聴く 相手の話に耳を傾けましょう。まずは、お子様の話を最後まで聴いてあげてください。最後まで聴いてもらうことで、「自分から話したい」という意欲が芽生え、「話す」「書く」力へと繋がっていきます。
- 「よ」= 読む 親子で本を読み、想像力を養いましょう。読み聞かせは言葉のシャワーです。お子様が何度も同じ本を持ってくる時も、ぜひ何度でもお付き合いください。読むたびに新しい発見があり、心の栄養になります。
- 「し」= 調べる 「もっと知りたい」という知的好奇心を育てます。当園では図鑑や地球儀を活用し、身近な虫や植物について調べる習慣を大切にしています。ご家庭でも「なぜ?」を一緒に調べてみる楽しさを共有してください。
今月は、この6つのうち、まずは「ひとつ」だけでもご家庭で意識してみてください。それが、お子様の豊かな人格形成の確かな礎となります。
これから迎える梅雨の季節も、子どもたちと共に楽しく過ごしていきたいと思います。
園長 尾曽越 桃子
