4月に咲き乱れていた花々が散り、青々とした葉が茂ってきました。気温もぐんぐん上がり、半袖で過ごす人が多くなりました。5月は毎日最高気温が25℃になりそうです。子どもたちは朝から走ったり散歩をしたり運動をすると汗をかきますので半袖の着用をお願いします。朝は気温が低いので、半袖の上にカーディガンやブルゾンなどを羽織って登園していただけたらと思います。
25日には親子遠足にご参加いただき、ありがとうございました。保護者の皆様と子どもたちがクラスを超えて顔を合わせて過ごす貴重な1日になりました。ちょうどいい気候の中、様々な交流ができたことを嬉しく思います。
保護者の皆様とお話をしている中で、立腰教育が話題にあがりました。その際、大谷選手が高校時代に立腰をしていたことに触れさせていただきました。以前ご紹介させていただきましたが、改めて花巻東高等学校副校長の大森松司先生の記事の一部をご紹介いたします。
“立腰教育では、腰が身体の中心であり、一所懸命取り組むことを「本腰を入れる」ともいう。そして姿勢のたいせつさについて、「姿勢が美しくなると、心もそれに倣う(素直に美しくなる)」のである。人の話は、相手の目を見て聞くということ等々から、学校生活における身のこなしである礼法についても指導し、自主性・主体性・集中力・持続力・粘り強さを養成することを説き、ともに実践するのである。(「背筋を伸ばして顎を引く、姿勢は気力の第一歩」)
立腰教育を精神面でとらえるとするならば、人のためになり、この世に生きた証となる「大志をもたせ 追わせ かなえさせる」という教育ということになる。
立腰なくして立志なし(希望や目標のある人は 姿勢が良いのである)考え方がしっかりしている人は、姿・形・フォームが美しいこと等を説く。目標(山)は高いほど、厳しいほど達成感(生きがい)は強烈であるのである。”
復帰されました体操の髙知先生も、立腰の重要性を子どもたちに伝えてくださっています。ご家庭でも、特に食事の前に立腰をし、命を頂くという「いただきます」を、心を込めて言う習慣をつけてみましょう。
園長 尾曽越 桃子