明けましておめでとうございます。昨年より更に温かい年末年始となり、過ごしやすい気候の年明けとなりました。しかし、1月1日夕刻に能登半島地震が起こり、2日には羽田空港事故が起こり、予想だにしない年の幕明けとなりました。犠牲となられた方々におくやみを申し上げるとともに、被災されたすべての方々に心よりお見舞い申し上げます。
ヤマザキ製パンでは、大規模災害時に緊急食糧支援をすることを会社の方針で決めています。地震だけでなく、大雪で立ち往生している際にもパンを配布されているようです。配達を自社で行っているため、被災地まで自社トラックで運搬が可能で、緊急時にすぐ対応できるそうです。ヤマザキ製パンだけでなく、災害支援をする体制をとっている会社が多くあります。こうした活動は、災害の悲しみや不安を和らげ感謝と喜びを生み、雰囲気を明るく変えるように思います。
さくら学園では、毎週火曜日におにぎり募金を実施しています。そして、大規模災害の際には、毎回募金をさせて頂いています。今回も、1月のおにぎり弁当での募金はすべて日本赤十字社の能登半島地震義援金へ募金いたします。募金をすることで、大変なことがあったときにはお互い支え合うことの大切さを子どもたちに伝えていきたいと思います。
こういった温かい気持ちの輪によって2024年がいい年になってほしいと思っています。すべての根本は一人一人への愛情です。人のためになる言動を1つでも多くかけられるよう、共に取り組んでいきましょう。
園長 尾曽越 桃子